受注の流れ FLOW
受注の流れ
1. お問い合わせ
直接のお電話(0942-33-9271)もしくはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
当社はお問い合わせ頂くと専属の担当者がつきますのでご安心下さい。
些細なことでも結構ですので是非お問い合わせください。
2. 打ち合わせ
お問合せ頂いてからお客様が欲しい商品のお見積り、仮納期など打ち合わせしながら決めていただきます。
またお客様のご要望に対するご提案も行い、納得がいくまで打ち合わせをさせて頂きます。
※ここでお伝えする納期は仮であり、本納期ではありません。
打ち合わせと前後する可能性がございますので予めご了承下さい。
3. 生産計画及び製造開始
ご注文を頂きましたら、製造工程に入ります。
まずは生産ラインにお客様の商品の計画を組み込み本格的な納期回答を行います。
詳しい生産工程はコチラをご確認下さい。
4. お届け
製造工程を終えた商品は、お客様指定の場所にお送りさせて頂きます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
生産工程について
原料の選定
ポリエチレン原料には様々な種類があり、それぞれが固有の特徴を持っています。
透明性の高いもの、破れにくいもの、柔軟性に富むもの・・・・
ユーザーの用途、使い方に合わせて、コスト面も考慮にいれながら最適な原料を選定します。
ニッカ化成では主に2種類のポリエチレン原料を取り扱っております。
高密度ポリエチレン(HDPE = High Density Polyethylene)
高密度ポリエチレンは私たちの業界では 通称「ハイデン」と呼ばれています。
HDPEは半透明で、薄く成形しても高強度であるため、スーパーのレジ袋や、雨の日に新聞を包む包装袋、建築用の養生シートとしてよく使われています。
独特のシャリシャリとした手触り感があり、後述するLLDPEと比べると、フィルムの強度に方向性が出やすく、伸びが少ない特徴があります。
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE = Linear Low Density Polyethylene)
英語表記にしたときの頭文字を取って、「エルエル」と呼ばれたり、「リニア」「リニアローデン」と呼ばれます。
LLDPEは HDPEと比べて透明度に優れており、よく伸びて柔軟性があります。
食品用や産業用の薄手の袋から、肥料などの重量がかさむものが入る厚手の袋まで、日常のあらゆるシーンで多く使用されています。
インフレーション成形
弊社では「インフレーション成形」と呼ばれる成形法を用いてポリエチレンチューブを製膜しています。この成形法の最大の利点は、完成形がチューブ状となることです。2次加工の工程で、「カット&シール」の加工を行えば、すぐさま袋として完成させることができます。
成形機で原料を溶融して押出し、膨らましながら(Inflation) 冷却をして、チューブ状に巻き上げます。
レジ袋によくある「折込み」(業界では「ガゼット」と呼びます)や、チューブへの印刷適正を向上させるための「コロナ処理」の設備もありますので、お客様のニーズにあった成形が可能です。
印刷工程
グラビア印刷機を用いた、ポリチューブ(フィルム)への印刷を行っております。
グラビア印刷機とは、円筒状の凹版(シリンダー)を用いた印刷方法のことです。版にポリチューブを押し当てることで、版のインクを転写して印刷されます。
版のデザインしだいで、ポリチューブの表面に様々な印刷が可能です。2色以上の版を用いて、色を重ね合わせることで、カラフルなカラー印刷も可能となります。
製袋工程
この工程では、インフレーション成形されたチューブを袋へと加工します。
「製袋機」と呼ばれる機械を用いて、チューブをカット&シールする事で、袋へと加工します。
製袋の基本的な方法としては、単純に長さ方向に袋としての所要長さをとって底部のみにヒートシールを行い、切断すれば袋が出来上がるので、お客様の要望に合わせて細やかなサイズ設定が可能となります。
製品の保管 ~ 出荷
完成した製品は自社倉庫にて一時保管されます。ここから弊社契約の運搬業者を介して各事業所へ、または直接お客様の手元へと届けられます。